そもそもIT業界とは?


ITとは、インフォメーションテクノロジーの略で、
PCなどのコンピューターや、インターネットなどの
ネットワークに関する技術によるサービスを展開する業界
のことを言います。

IT業界の仕事とは?

IT業界はモノを作る業界です。
IT業界の仕事は、システム開発とインフラ構築に分かれていて、それぞれ作るモノが異なります。

システム開発は、プログラミングやコーディングを通して情報システムを開発するお仕事で、
インフラ構築は、ITシステムが動くための環境を作る、言葉通りインフラを整えるお仕事です。

身近な例で言うと、インフラ構築のお仕事では道路や線路を整備し、
その上で車や電車を動かすのが、システム開発の役割です。

お仕事は、コンサルティング→システム開発・インフラ構築→運用保守といった流れになっています。

コンサルティング


モノ作りの前段階として、コンサルティングがあります。
この時、どのようなモノを作るかを、顧客と話し合い、計画していきます。

関連:ITコンサルタントの仕事

 

システム開発

モノ作りに入っていきます。
システム開発では、情報技術を駆使して様々なシステムを作ります。

【実際に作っているモノ】

業務システム 顧客や勤怠、在庫管理の業務を効率化させるシステム
アプリ、ゲーム SNS、スマホゲームなど
Webサイト ブログ、オンラインショップ、動画サイトなど

関連:システム開発の仕事の流れ

インフラ構築

システム開発で作ったシステムを動かす地盤となる、インフラを構築します。IT業界においては、サーバ(※)やネットワーク環境のことをインフラと言います。

【実際に作っているモノ】

ネットワーク 無線LAN、有線LANなど
サーバ(OS) iOS、Android、Mac、Windowsなど
サーバ
(ウェブシステム)
AWS、マイクロソフトWindows Serverなど


関連:インフラ構築の仕事の流れ


(※)サーバ:サービスを提供するものをサーバといいます。
(例えば…ビールサーバやウォーターサーバなど。)

IT業界では、システムやWebサービスを提供するコンピューターのことを指します。

運用保守

完成済みのシステムや、サーバ・ネットワークに、不具合が無いようにサポートします。

関連:運用保守エンジニア(システム開発)の仕事運用保守エンジニア(インフラ構築)の仕事

詳しい仕事の流れは?

色々な仕事、職種、工程を通して成り立っています。
IT業界の仕事はチームワークが重要です!

システム開発の場合  

【計画】
ITコンサルタントが、顧客に対し「こういうモノを作りましょう」と計画します。
【要件定義】
計画が固まったら、要件をまとめます。それを要件定義といいます。

制作(システム開発)
プロジェクトマネージャーが制作現場を仕切ります。
設計書を作るシステムエンジニア、その設計書に基づきシステムが動くようにプログラムを書きだすプログラマーがいます。
完成後はテストを行い、問題なければ納品します。

【運用保守】

納品後もシステムが正常に動いているかを監視し続ける必要があります。バグなどが生じた際は修正作業を行います。運用保守エンジニアがこの仕事を請け負います。

 


 

 

インフラ構築の場合

【計画】
ITコンサルタントが、顧客に対し「こういうモノを作りましょう」と計画します。
【要件定義】
計画が固まったら、要件をまとめます。それを要件定義といいます。

ここまではシステム開発と流れはほぼ同じです。
【制作(インフラ構築)】
プロジェクトマネージャーが制作現場のリーダーをします。設計書を作るシステムエンジニア、その設計書に基づき、構築・テストを行うためのシステムエンジニアがいます。システム開発と異なり、インフラ構築でプログラミングを行うケースは少ないのでプログラマーはいません。
【運用保守】
納品後もシステムが正常に動いているかを監視し続ける必要があります。バグなどが生じた際は修正作業を行います。運用保守エンジニアがこの仕事を請け負います。インフラ構築のお仕事では、この運用保守がとても重要で、システム開発の運用保守エンジニアとは、仕事の内容も少し異なります。

 


 

 

上記の説明は一例です。各プロジェクトにより、流れや役割は異なります。

 

どんな仕事があるの?

それぞれの仕事によって役割が異なります。
実際にIT業界で働く当社の社員インタビューもご覧ください。

◎コンサルティング職

ITコンサルタント

ITを利用している顧客の課題を解決するための職種。顧客からの課題を丁寧に聞いたうえで、プロジェクトの提案、計画等を行うといったコンサルティング業務を行います。プロジェクトや企業によっては、ITコンサルタントがシステムエンジニアとして開発・構築などの技術的な仕事を兼任する場合もあります。

◎技術職

プロジェクトマネージャー

プロジェクトに関わる全ての責任を負う役割を持つ管理者です。プロジェクトの予算、要員、進捗を管理し、プロジェクトの完了後は顧客への納品まで行います。プロジェクトマネージャーを担うには、豊富な経験、知識、技術が必要になります。

システムエンジニア(SE)

顧客の要望に対して技術面で解決を図る役割を果たします。開発系SEはシステム開発に関して、要件に沿ってプロジェクトの設計を行います。 インフラ構築系SEは、ITインフラシステムに関して、専門的な視点から要件に沿ってプロジェクトの設計を行います。

プログラマー

指示に従って実際にプログラミングを行い、開発やテストを行います。

運用保守エンジニア(開発)

開発が完了したシステムが日々正常に維持できるよう、管理や監視を行います。不具合があった場合は、システムの改良や機能強化、アップデート作業をするなどメンテナンスを行います。

運用保守エンジニア(構築)

インフラ構築の場合、運用と保守で役割が分かれているケースが多いです。

運用:サーバやネットワークが正常に稼働しているかを監視し、障害が起きないように、セキュリティのアップデート作業や定期的なメンテナンス作業を行います。
保守:サーバやネットワークで障害が発生した際は、原因を追及したうえで問題を切り分け、復旧作業などを行います。

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